日時  平成15年9月24日(水) 1:30〜4:30
場所  広島市西消防署
内容  「一次救命処置について」

 今回は、いつもの三篠公民館ではなく、西消防署での教室です。
普通救命講習を受けることになりました。この講習は町内会、自主防災会、
教育関係、施設、会社など団体の方が受けて居られるそうです。
10名の受講者に指導員の方が1人つかれるそうです。
今日の受講者は14名です。指導員の方は2名です。

 救急車は全国平均で6分かかるそうです。広島は全国平均より
早く4.1分だそうです。

 
 1  心臓停止後約 3分で50%死亡
  2  呼吸停止後約10分で50%死亡
  3  多量出血後約30分で50%死亡


このように一刻を争う場合に救急車が来るまで何もしないでいれば
命を救うことは出来ません。待つ間の応急手当がとても大切である
事を説明を受け、更にビデオでも知りました。

傷病者の発生 ⇒ 声かけ 


1 意識を調べる

2 助けを呼ぶ 

3 気道の確保

4 呼吸を調べる

ない場合

5 人工呼吸(2回する)

6 循環のサインを調べる
   ☆呼吸をするか
   ☆咳をするか
   ☆動きがあるか

 ない場合

7・8
  心臓マッサージ(15回)
  と人工呼吸(2回)を行う

 これを4回繰り返す。
実習をします

 人工呼吸、心臓マッサージの仕方を説明受けたり、見たりしていても、実際に
して見ると、なかなかうまく出来ません。息を吹く力、心臓マッサージの腕の力
加減などとてもむつかしく感じました。呼吸を調べたり人口呼吸をしたりする順
番を間違えるなど・・・テキストをにらめっこしながら一人ずつ順番に実習しまし
た。一度の講習では覚えられないと、それぞれ話し乍の挑戦でした。

指導員の方に、異物が口に詰
まった時の処置法を見事な手
さばきで見せてもらいました。

書物などで読んだ時と違い、実
際に見ると背中のたたき方、たた
く向きなど、思っていたのとは違
いとても勉強になりました。

あっという間の3時間でした。
二年に一度の講習を受けるの
が理想的だそうです。

いつも、救急の場合があるもの
でもないのですが、知っていれば
助かることもあるので、今日の講
習はとても有意義でした。